ダイエットに大切なことは玄米が教えている

カロリーを比較してみると
玄米はカロリーが低いからダイエットに向いていると思っていませんか。実はそれは間違いです。白米と玄米のカロリーを比較してみましょう。分かりやすいようにご飯茶碗1杯150グラムを基準とすると、白米の場合は約252キロカロリーです。一方、玄米ですと約248キロカロリー。つまりカロリーを比較しても大きな差はありません。
もう1つ言えば、白米の糖質は約55グラム、一方玄米は51グラムです。こちらも茶碗1杯分を基準としています。つまりカロリーと糖質の両方から見ても白米と玄米では大きな差は無いということです。
玄米はカロリーや糖質が低いからダイエットに最適というのは幻。数値の面で見ればどちらも大きな差はありません。
何が違うのか
では白米と玄米は何も変わらないのかというとそうではありません。玄米がダイエットに向いているというのには、こうしたカロリーや糖質ではない別のポイントに理由があるのです。これこそがカロリーや糖質以外でダイエットに有効とされるもう一つのポイントでもあります。
ダイエッターなら糖質ダイエットが巷に流行った際に度々耳にしたことがあるかも知れません。GI値というものを聞いたことがあるのではないでしょうか。
このGI値というのは、簡単にご紹介すると炭水化物が分解されて糖に変わるまでの速度を数値化したものです。GI値が高いものは糖に変わる速度が速いので、血糖値が上がりやすく、脂肪分解を妨げやすい食品とされています。
このGI値で見ると、白米のGI値は81ですが、玄米は55。つまり玄米の方が血糖値の上昇が緩やかに上昇し、脂肪蓄積の数値が低いということなのです。
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